育休の意外なメリット?育休を取得すると仕事がしたくなる

仕事/キャリア

いつもお読み頂きありがとうございます。管理人のけいごです。

長期の育児休暇をとって数ヶ月が過ぎたのですが、

管理人
うーん。ぼちぼち仕事に復帰したいなぁ…

と思うようになりました。

育児自体はとても楽しいのですが、育休3ヶ月過ぎたあたりから、

「あれ、なんだか働きたいな」と思うようになりました。

1年の長期育休を取得するために崖から飛び込む思いで申請したわけですが、
半年ぐらいで切り上げようかと考えています。

理由をつらつら書いてみます

母子ともに落ち着いてくる

赤ちゃんも生後半年くらいになってくると、首もすっかり座って、
腹ばいなんかもできるようになります。

ミルクの間隔も少しゆとりができてきて、
夜も(子供によるのでしょうが)新生児時期と比べるとよく寝るようになります。

以前は3時間置きの授乳はもちろん起きなければならないし、寝かしつけにも時間がかかり
慢性的な睡眠不足でした。

今は24時〜5時まで連続で寝るようになりました。
5時間連続で寝てくれると親もかなり体力を回復できます。

それにより母親の負担も少し減ってきました。

体力的な負担が減るとともに、半年子育てした慣れもあり、
精神的な負担も随分減ってきました。

子育てのサポートを目的とするだけの育休であれば、
通常は半年くらいで随分と母子ともに落ち着いてくるものと思います。

外の世界とのつながりが欲しくなる

子育ては非常に楽しいのですが、基本的にはずっと家にいます。
たまに区の子育て施設などにも行きますが当然乳児とお母さんだけです。

24時間育児のみのことを考えていると、漠然とそれ以外の世界とつながりが欲しくなります。

それまでは積ん読だった経済新聞がとても読みたくなります。

日経新聞を読んでいると「世間ではこんなことが起こっているのか」なんていう風に、
それまでは当たり前だと感じていた世の中の経済活動なんかが新鮮にみえるようになってきます。

外の世界と隔離された「家」でずっと過ごしているため、
逆に外の世界とのつながりに「飢えた」状態になります。

これが仕事をやりたくなる原因のひとつです。

お金を稼ぎたくなる

数か月休んでいるとお金の面でも仕事がしたくなってきます。

育休取得の前提として十分な貯蓄をしていますし、
公的な補助である「育児休業給付金」でかなりサポートを頂けます。
それでも半年間も働かずにいると少しづつ、蓄えを切り崩していくことになります。
漠然とした不安が生まれています。

おそらく定年退職して年金生活の人も同じような感覚なのではないでしょうか。

定期的に収入はあるものの、
絶対額に関係なく「少しづつ貯蓄が減っていく」というのは不安なものです。
消費が収入を上回るをする生活というのは精神的にあまり良くないようです。

お金を稼いで、その範囲で使うということが健全なのだとよくわかりました。

自分の時間が欲しくなる

これが一番大きいかもしれません。

なんといっても自分のペースで動ける時間が欲しくなります。
育児をしていると全て赤ちゃんのペースで動かざるを得ません。

それこそちょっとコーヒーを飲むのもねんねの合間を見計らう必要があります。
(しかも起こさないようにお湯を沸かす。。。)

オフィスワークをしていると一見不自由なようで、
実は結構自分のペースでものごとをこなせることに気がつきます。

8時間拘束されているように見えて、実はその中で自由にコーヒー飲んだり、
ものごとを考える時間が取れたりします。

毎日仕事をしていると土日が恋しくなりますが、
毎日が土日みたいになると仕事の時間が欲しくなります。

たまにスーツを着るとテンションがあがるようになりました。
自分の時間を確保しつつ、メリハリの効いた生活をしたくなりました。

 

こんな感じで、
育休を取得すると、逆に仕事をしている良さがありありとわかるようになります。

仕事にうんざりしている人は一度がっつり育休をとると働きたくなるかもしれません。