人生100年時代における男性の育児休業

2017年9月20日雑感雑感, 育児休業

 

少し前にヒットしたビジネス本にロンドンビジネススクールのリンダ・グラットン教授が書かれた「LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 人生100年時代の人生戦略」があります。

この本の中でグラットン教授は50年以上働くには「学び続け変化していかなければならない」と言っています。大学を卒業してすぐについた職業で50年間働き続けることは難しく、途中に再び学びの時期が必要です。

これまでのように人生を「教育→就業→引退」の3つのステージを単純に歩むことは難しくなり、教育→就業→再教育→就業。。。というふうにマルチステージで活躍していかなければならなくなると説かれています。

私はこの人生100年時代において、育児休業のような仕事から一旦離れて、まったく異質の経験を積むことは非常に意味のあることだと感じています。

それはまさに新しい知識、スキルのインプットができる時期であり、自身に新しい価値観をインストールし、これまで触れなかったコミュニティに触れられる機会だからです。

男性であれば、料理をすることは仕事を引退しても生きていくのに必ず役にたつスキルだし、地域の活動に参加することは人生を充実させるコミュニティにつながる大きなチャンスです。

また、未来の働き方を考えたグラットン教授の前著「WORK SHIFT(ワーク・シフト) 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図」では「人的ネットワーク」が今後ますます大切になると説かれています。

そして、リラックスできリフレッシュできる「自己再々のコミュニティ」をもつことが人生の充実につながると説かれています。

育児休業中は家族、親族や地域、地元旧友たちとのつながりをもつことがたくさんありました。何よりも自分の妻と子供と温かいつながりをもつことができたと感じています(もちろん争いも山ほどあるわけですが汗)

育児休業を取ることは人生100年時代において、仕事が変わりゆく時代において、大きな意味を持ちます。

近年の傾向からいって、東京のサラリーマンが第1子を設けるのは、30代前半〜半ばが多いと思います。

大学を出て約10年くらい働いたときに、一度仕事から離れて自分を見つめ直す、新しい価値観をインストールする、そんな時間がほんの数ヶ月あるだけでも、長い人生に大きなプラスをもたらすと私は感じています。

長い長い人生を輝かせるための時間をとってはみませんか?