つるの剛士の育児体験話がリアルで素敵。いいパパ芸能人1位の考え方。

2017年10月8日著名人の育児著名人の育児, 子育て, 男性の育休, 育休, 育児, 芸能人

タレントのつるの剛士さんが「いいパパだと思う芸能人ランキング」で1位であったという記事が出ていました。

いいパパだと思う芸能人ランキングの結果

「いいパパだと思う芸能人ランキング」のアンケートをとり、結果ランキングはこうだったようです。1位:つるの剛士 2位:井ノ原快彦 3位:関根勉

それで、つるのさんが選ばれた理由のコメントに

前にわざわざ育休を取って家事を一人でこなしてたのを知ってステキなパパだと思った。

という記載がありました。

あ、つるのさんって育休とってたんだっけ?と思って調べてみたんですが、つるのさんが語る育児体験のお話がリアルすぎてすごいなと思いました。

つるの剛士が語る育児のリアル体験

ハフィントンポストのインタビューに答えているのですが、

その作業が終わったぐらいから、「うわあ、仕事戻りてえ」っていう苦痛がやってきた。なんでこんなに毎日同じことが、同じ時間にやってくるんだ、というストレスです。

毎朝5時半に起き、小中学生の子ども4人の弁当と、朝ご飯を作る。娘3人の髪を今風にふわっと結う。7時半に子どもたちは学校へ。

ゴミ出しと皿洗いと洗濯をして、子どもが帰ったら習い事や塾の送り迎えをし、買い物をして、夕ご飯を作る。もう毎日同じ。

1カ月間、家族以外ほとんど誰とも会わず、エプロンは着けっぱなし。コンタクトレンズは1回もつけず、髪のセットもしなかった。

とか

弁当の写真を写真共有アプリのインスタグラムにあげたくなる気持ちもわかった。誰からも家事を評価されないから「いいね」が欲しくなるんです。

ってすごいリアルな体験だと思うんですよね。

育児中家庭にずっといると、社会から分断されたような気持ちになります。しかも毎日毎日同じことを同じ時間に繰り返すルーティーン。

会社員だって、毎日会社に行っている!という人もいるかもしれませんが、会社って大変だけど、色々変化があるじゃないですか。トラブル対応とか、評価の良し悪しとか、飲み会とか。

でも育児って、長い目で見ればもちろん変化はあるんだけれど、なかなか日々それを感じることが難しいんですよね。(ただし、子どもが昨日できないことが、今日できるようになった!という変化は本当に感動します。これだけでけっこう救われます。)

それで社会とのつながりや、評価を求めてブログ書いたり、SNSやったりする気持ちってすごくわかるんですよね。もしかしたら私もそういう気持ちがあって、ここに書いているのかもしれません(なのでコメントとかもらえたら、喜びます)

育休あけたら帰る場所ないぞ

つるのさんは2回の育休をとっているのですが、当初事務所は反対し、周囲からも「帰る場所がなくなる」と脅されたそうです。

「育休」宣言に事務所はひっくりこけて、「絶対許さん」と。半年取るつもりが押し問答の末、2カ月に。芸能界の知り合いには「もうねえな。帰ってくる場所」と脅された。でも、もう言っちゃったから、どうしようもないし。

この、「もう言っちゃったからどうしようもないし」ってすごいわかるんですよね。

私も育休とりたいです!っていうまではすごいビビってましたが、言ったあとは「もう言っちゃったから、なるようにするしかないな」とちょっとヤケクソというか、開き直りみたいなのがありました。

もちろん不安もありましたが、育休をとるにはそうやって、自分をあともどりできない状況にしておく、ってのも必要だったのかなと思います。

僕は「もし消えかかってもゼロからやり直そう」と思っていた。でも、取ってみたらマイナスなんてなかった。奥さんの気持ちがわかるようになり、毎日機嫌のいい奥さんに会えるようになった。

とってみるとマイナスなんてなかった!って言えるのはすごいですよね。

もちろん私も育休をとって本当によかったと感じています。ただマイナスがなかったかと言われると、「全くない」わけではありません。

収入も減るし、会社のキャラ付けがどうなるかも多少は心配です。それでも、マイナスを上回るプラスがあったと感じています。

それは子どもの成長をつぶさに見ることができた時間であり、家族で過ごせた時間であり、これまで知らなかったコミュニティとつながることができたという、かけがえのない経験です。

長い人生において、これだけでも育休をとる意味は大いにあると断言できます。(そういう思いはこちらにも書いています。「人生100年時代における男性の育児休業」)

子育てをする中で素敵なパパ、素敵な夫婦になる

こんなつるのさんでも、最初から子育てが満足にできたわけではないようです。

僕は最初からイクメンだったわけじゃありません。育児のきっかけは、最初の子が生まれた後、育児をしながらどんどん成長するママを見て、怖くなったから。自分が子どものままでいたら、ステキになっていく奥さんに「ふられる」と思った。それで、子育てしないと、男としてまずいな、と。

でも最初は、おむつ替えの方法が分からず、奥さんに聞くと「自分で考えて」とツンケンされ、「二度とやんねえ」と。

いっぱいケンカして、「ごめんね」とか「言い過ぎたね」とか、1人目、2人目、3人目と続けてきて、夫婦で切磋琢磨(せっさたくま)しながら、紆余曲折(うよきょくせつ)、壁にぶつかりながら丸くなっていったんです。

やり方を聞いたら「自分で考えて」と言われて喧嘩するとか、本当に覚えがありすぎて、リアルだなぁと思います。

でもそこから、ごめんねや、ありがとう、と言い合うことも沢山あって、徐々に夫婦の形ができてきます。

つるのさんも最初から「スーパー親」なんていない、と言っています。色々とぶつかりながらも、ママになり、パパになり、子育て夫婦になっていくのだと思います。

つるのさんのように「毎日機嫌のよい奥さん」にすることはまだまだ難しい未熟者ですが、私も素敵なパパになれるように頑張りたいと思います。