黒髪強要に怒りを覚える。関係者は恥を知れ。(大阪府立懐風館高校、女子高生へ黒髪強要)

雑感雑感

報道の通りだとすれば、ものすごい怒りを覚えます。

大阪府立の高校で生まれつき茶色ぽい髪色をした女子生徒に対して、

黒髪染色を強要した結果女生徒は不登校になり、生徒側から訴えたという事件。

すでに海外メディアまで取り上げており、一部では人権問題というレベルに発展しています。

本件について強い怒りを覚えました。

学校という閉鎖された世界で行われる蛮行

わたしが強い怒りを覚えているのは、この事件が学校という閉鎖空間において、

「絶対的な存在の教師から、抵抗できない高校生へ」行われた

「強要事件」だからです。

もはや蛮行といって良いレベルです。

学校というのは不思議なところで、いくら世間一般から乖離しているようなルールでも教師が言えば絶対になります。

殆どの生徒はそれに対して抵抗ができません。

さらに生徒にとっては、その狭い空間が人生のほぼ全てです。

そこで絶対的な存在である教師に「生まれ持った髪の色」を否定され、なんども染色を迫られる。

どんな思いだったでしょうか。

これが社会に出て何年かした社会人であれば、「世の中にはいろんな考えがある。いろんな人がいる。」と相対的に見て、気持ちを落ち着けることもできるかもしれません。

しかし、今回の被害者は高校生です。

逃げ場のない空間で、選択肢がない状況で、よくぞ耐えたといいたい。

命を絶つことなく、こうして声をあげれたことが本当に素晴らしいことです。

大丈夫あなたは間違っていません!!

どうか大人を諦めないでください。多くの大人があなたを応援しています。

学校側は女子生徒の弁護士に「金髪の外国人でも黒く染めさせる」という趣旨のことを話したと報道されています。

もし事実なら開いた口がふさがりません。

もしこれを言っているのが英語や社会の教師なら、即刻免許剥奪してください。

そんな人たちに教えられるものではありません。

管理職であれば即引退してください。

恥を知れと言いたい。

監督省庁と大阪府、地域の教育委員会も恥を感じて、厳正に対応すべきです。

学校側が黒髪強要する背景は自校生徒への不信ではないか

 

今回学校側がこのような強引な黒髪強要をした背景には、学校側の自校生徒に対する「不信頼」があるように感じます。

 

「この子一人を特別扱いする訳にはいかない」という論調が一部に見られました。

一般的な感覚からすれば「生まれ持った髪の色で登校すること」は特別扱いではないと思います。

この高校の生徒たちはそうは感じないのでしょうか?

この高校の生徒は「それは特別扱いだ!おれも茶色に染めるぞ!」というレベルなのでしょうか?

そこまでアホですか?

少なくとも指導する側の教師は、生徒たちはその程度のレベルだと思っているようです。

彼ら彼女らを信じてはいないようです。

だから、

「もしこの子のケースを認めてしまったら、他の生徒からも茶髪にする」

「そうしたらあれもこれもとなし崩し的に風紀が壊れてしまう」

なんていう風なことを教師は考えて、こんな蛮行に及んでいるのではないでしょうか。

教師が自校の生徒を信じられないというのは悲しいことです。

懐風館高校の生徒の皆さんは、教師からそういうレベルであると見られていることに怒りを覚えた方がよいと思います。

そして自分たちの仲間がその教師たちの心無い対応で、不登校に追い込まれたという事実を嘆き、恥だと思うべきでしょう。

その親たちも自分の子供を信じていない教師に預けていることを恥じるべきだと思います。

もし学校を擁護する点があるとすれば。。。

私が強い怒りを覚えたように、

報道や世間の評価も圧倒的に生徒側を擁護する論調です。

学校側は世間から今後さらに糾弾されるでしょう。

ただ、学校側を擁護する点があるとすれば、このような対応をせざる得ない、日本の公立学校現場の事情があるのかもしれません。

だとすれば学校だけを批判しても問題は解決しないかもしれません。

日本人はとかく学校に生活指導までを求めがちです。

筆者は関西の地方出身です。

10年以上も前ですが、公立の学校の玉石混合ぶりは身をもって体験しているつもりです。

親の中には「とにかく不良にさせないで!」ということのみを考えている人もいます。

そしてその「せめて不良にはさせない」というロジックで学校が運営されているというのはよくある話だと感じています。

もし学校がそのような声に押されて過剰な指導をせざるえない状況なのであれば、

地域の問題として、行政も入ってしっかり対応すべきです。

本当に怒りを覚える事件です。