【長期投資の考え方】インデックス投資信託(パッシブ投資)はアクティブ投資に勝る

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生活準備金ができたら、いよいよ投資の開始です。

サラリーマンにオススメの投資商品

結論をいうと、サラリーマンにオススメなのはインデックスファンドへの分散投資です。

インデックスファンドとは、ファンドの基準価額がある指標(インデックス)と同じ値動きを目指す運用をする投資信託のこと。パッシブファンドとも呼ばれる。

通常当該ファンドがベンチマークとする株価指数に採用されている銘柄群と全く同様の銘柄構成[1]を採り、各企業の株式のファンドへの組み入れ比率も株価指数への影響度に比例した割合となる

wikipediaより

要は「何かの指標にそって自動的にいろんな会社の株を売り買いする商品」ということです。

インデックスファンドへの投資=いろんな会社へまとめて投資することになります。

例えば、日本株のインデックスファンドであればトヨタとかソニーとかパナソニックとかそういう会社に一気に投資をできることになります。

これの良いところは、個別株を買うのに比べて様々な会社に投資ができるため、一つの会社がダメになってもダメージが少なくなることです。

もちろん、一つの会社が倍に値上がりしてもプラスの影響も少なくなるわけですが、長期的な目線で投資をする上では非常にバランスのとれた攻め方になります。

また同じように色々な会社に投資できる投資信託には「アクティブファンド」と呼ばれるものがあります。

これは「プロの投資家であるファンドマネージャー」が意思を持って運用を行うファンドです。インデックスファンドのように「自動的に売り買いを判断」するのではなく、プロが運用の意思決定をするということです。

この「プロが運用してくれる」というのがなんだかとっても優れた商品に聞こえるのですが、投資の結果はインデックスファンドに劣後することが多いです。

インデックス投資は自動的に売り買いすることから「受け身の投資」を意味する「パッシブ投資」とも呼びます。

このパッシブ投資の方がアクティブ投資よりも優れた結果になるということが歴史的に証明されているからです。

アクティブファンドとは、投資信託のうちで運用担当者(ファンド・マネージャー)が、株式債券・その他有価証券等の銘柄及び投資割合を決定する投資信託を指す。一般的にアクティブファンドはベンチマーク株価指数など)を設定し、そのベンチマーク以上の運用成績を目指すものである。投資銘柄や投資割合に運用を担当する者の運用方針が反映されるため、その運用担当者の氏名を公表して募集するファンドもある。

wikipediaより

 

インデックスファンド(パッシブ投資)がアクティブファンドに勝る理由

パッシブ投資の方が優れた結果になる理由は、偶然ではなくて明確な理由があります。

それは「運用コスト」です。

アクティブ投資にはプロのファンドマネージャーが日々市場とにらめっこして、割安だと思ったり、成長すると思われる株を買おうと頑張ってくれるのですが、その人たちへ支払う報酬分必ずコストが発生します。

それは年間預けている額の●パーセントという感じで請求されるわけですが、この●パーセントが投資では非常に大きな意味を持ちます。

この額の差が長い年月をかけたときに、大きな差になるのです。

何故ならば、中長期の投資には複利の考えが大きな力を発揮するからです。(続く)