サラリーマンにインデックスファンド投資信託への投資をオススメする理由は、中長期的な勝率が高いだけが理由ではありません。インデックスファンド積立が精神的に安定する投資だからです。
インデックスファンド積立は精神安定する投資
投資をしているとどうしても日々の上がり下がりが気になります。
私もちょっと勉強がてらに仮想通貨とか個別株に少しお金を突っ込んでいますが、(今でこそほったらかしになりましたが)日々上下する値動きに心が休まりません。
それに比べるとインデックス投資はタイミングを分散させることで、いつ買っても長い目で見れば平均的に勝てるという事実があるため、日々の値動きに惑わされません。
これは梅屋敷商店街のランダムウォーカーの水瀬さんの受け売りもあるのですが、
インデックス投資家の心持ちとは株価が上がれば自分の資産が膨らんでいると喜び、株価が下がれ安く投資ができることを喜ぶ、というようになります。
インデックスファンド投資を始めた当初はあまりわからなかったのですが、何年かやっている間に確かにこの感覚がわかるようになりました。
大きく下がっている時は確かに自分の資産もしぼむわけですが、すぐに取り崩すわけではないので、気になりません。その月に投資する金額は一定なのに、より多く投資信託を入手することができて嬉しいということすらあります。
これは中長期的に投資を考えているから、目の前の株価に一喜一憂しなくて済みます。
投資は人生を豊かにするための手段であって目的ではないですよね。
投資結果が気になって日々の生活がまともに過ごせないようでは何も意味がありませんよね。
サラリーマン(に限らないけれど)が投資する際にもっとも大事なのは「値動きを気にしないで過ごせる」という安心感なのだと思います。
以上が私も実践してみて感じるインデックスファンド投資のメリットです。
最近感じるインデックスファンド投資積立の一抹の不安
しかし、10年弱の投資を経てある程度の資産規模になって来た最近、株価のボラティリティの高さがいやに感じることも増えてきました。
もちろん中長期的にはバランスしていき高い確率でプラスになることはわかっています。
それでも短期間の間に10%や20%動く最近のトレンドには、さすがに精神的な安定という意味でも影響を受けつつあります。
私が不動産投資にも手を出そうか考え出したのはまさにそこにあります。これは別途書いていきたいと思います。