最近息子が「ピーポー病」にかかってしまった。
ピーポー病の恐るべき症状は、朝起きた時から寝るときまで、ずっと「ピポピポ」言い続けるというもの。
症状を止めるには、「ピーポー」の動画を見せるしかない。つまり救急車が登場する動画を見せるしかない。
これを見せないと、発作が起きて「ピーポーない(救急車がない)」「ピポピポ」「ピーポーぉーーーーー」と叫び続けるのだ
今のところは対処療法的な動画対策しかなく、不治の病である。
そんなピーポー病に罹患して苦しむ息子(というよりもその両親である私たち)に対して、救いの手が差し伸べられる。
少子高齢化の恩恵で、じぃじ、ばぁばからの熱烈な甘やかしを受けている息子には、サンタクロースがたくさんのピーポーを下さったのである。
まずはアンパンマン救急車
アンパンマンの肉声で「今助けにいくよ!アンパンマン救急車出動!」と掛け声がかかり、あとはピポピポなり続ける優れもの。

おかげさまで、2日だけ発作が治まった。
はい。その後またピポピポ言い出しました。わが息子はアンパンマン救急車では満足できなかった様子。
その次に(別の)サンタさんが下さったのが緊急車両セットなるもの。
救急車のみならず、パトカーと消防車もセットになった豪華版。
ちなみに救急車は「ピーポー車」、消防車は「ウーウー車」と呼称されている(サイレン音から来ている様子)。パトカーはパトカーです。

これはかなりヒットしたらしく、ピーポー病の症状が少し治まった・・・かに思ったが、頻度が落ちただけで、相変わらず「ピポピポない!」という。
いや目の前にあるよ?ピーポー車あるよ?
ピポピポない!ピポピポ!!!
ピーーーーーポーーーーーーーぉーーーーー
ということで、やはり動画を見せ続けている新年なのでした。
世の中には目の付け所がすごい人がいて、様々な緊急車両が一堂に会するイベントを撮り貯めてくださっている動画がありました。
これ再生回数1600万回超えてます。きっとピーポー病に苦しむ多くの親御さんが頼っているのでしょうね。

