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相撲土俵の女人禁制問題まとめ〜伝統は自己変革してこそ引継がれていくもの〜

時事問題/その他

 

病人の緊急処置の際に、女性が土俵にあがり「女性は土俵から降りてください」とアナウンスを流したことに物議が出ています。

土俵は女人禁制ということですが、何故か?は明確に説明がなされません。

 

フジテレビ「とくダネ」で古市くんが噛み付く

今朝のとくダネで「女人禁制も含めた日本文化としての相撲を愛している人もいる」と女人禁制批判に対して反論をしているおじ様に対して、「日本文化を愛することと、女人禁制は関係無い。女性差別は文化なんですか?」と古市くんがズバリ切り込んでました。

普段はふにゃーっとしたコメントが多いですが、今日は毅然とした態度で素敵でした。

こういう男女の権利に関する問題には、男女平等の時代に育った我々世代は結構敏感だと思います。

古市くんの話が必ずしも正解ではないですが、少なくとも同世代の一般の感覚に近いでしょう。

そもそも女人禁制は伝統なのか

働く女性を応援するNPOフローレンスの駒崎さんが、江戸時代にも女性が相撲をやっている様子が描かれているとして、女人禁制は明治以降に作られたものであって、古くからの伝統ではないとしています

その上で、「全ての伝統が肯定されるわけではありません。現在、生き残っている伝統は、時代に合わせて自己変革し続けてきたから、命脈を保ってきました。

と「自己変革しない伝統は廃れちゃうぜ」と言っています。

歴史を紐解けば分かる通り、日本相撲協会が言っている、「女人禁制は伝統」というのは、明治期以降に神道によって過剰に権威付けせざるを得なかった相撲界が、おそらくは戦後に作りだした虚構です。

つい最近創られた虚構を、いい大人たちが信じ切っているのも滑稽な話ですが、問題なのは女性を貶め、女性を差別していることです。

相撲協会は、馬鹿げた虚構の伝統にいつまでもしがみついていないで、今すぐこの女人禁制という女性差別をやめるべきです。

全ての伝統が肯定されるわけではありません。現在、生き残っている伝統は、時代に合わせて自己変革し続けてきたから、命脈を保ってきました。

そうでなければ、ちょんまげ同様、時代と共に消えていくのです。

自己変革なき伝統は、単なる因習です。

人間の女性はダメでもイタリア車フェラーリ(女性名詞)は土俵にあげてOK

さらにその駒崎さんがブログでとりあげていますが、昨年の10月にはフェラーリのイベントで、相撲の聖地両国国技館に土俵を設けて、そこにフェラーリががっつりあがっています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171013-00010007-autoconen-ind

神聖な土俵に車はあげちゃって問題ないのでしょうか。

しかもフェラーリはイタリア語で女性名詞(イタリア語には名詞に男性、女性の区別がある)だそうです。

何たる皮肉。よくできた小話みたい。

ちなみに元のyahoo記事ではこの土俵はダミーとも書いてますが、国技館で土俵らしきもの作っといてダミーって。。。それも認めていいの?

伝統は自己変革させていくもの

この話を聞いて、ふと昔の漫画を思い出しました。

主人公が中華料理の達人を目指す「中華一番」の中で、伝統ある名店レストラン「陽泉酒家(ようせんしゅか)」のオーナーが問います。

「陽泉酒家の伝統とはなんだ?」

(画像はこちらから引用)

「陽泉酒家の伝統、それは」

伝統を覆すこと でございます」

そして、オーナーは言います。

「この店に守るべき味は存在しない」

「常に創意工夫をして、従来の味を打ち破ることこそが、伝統なのだ」と。

是非相撲協会の皆様にも一読頂きたいです。。。