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【ビジネス寓話】南の島〜お金を稼ぐ目的とは何か〜

学生時代に聞いた話の一つに、お金を稼ぐ目的とは何かということを考えさせられる話がありました。

なんでもリーマンショック前後で投資家の間で流行った話だとか何だとか。

最近、知り合いの子供の高校生に話したら結構響いたようで感心してもらえました。

元ネタを探したのですが、はっきりとしたものが見つかりませんでした。

そこで、うろ覚えながら再現して記載したいと思います。

ビジネス寓話:南の島

あるところに南の島でのんびり暮らす漁民が住んでいました。

自分で食べる分の魚を捕って、沈む夕日を眺めて、のんびり暮らしていました。

そこに西の国から商人がやってきて、漁民に言いました。

 

こんなに魚が取れる海があるのに、もったいない。もっと魚を捕りなさい

 

もっと魚をとってどうするんですか?

 

あまった魚を人に売りなさい

 

 

人に売ってどうするんですか?

 

 

売ったお金で船を買いなさい

 

 

船を買ってどうするんですか?

 

 

船でもっと魚を捕りなさい

 

もっと魚をとってどうするんですか

 

 

今度はもっと大きな船を買いなさい

 

もっと大きな船を買ってどうするんですか?

 

そうすればもっともっと魚が取れるんです

 

 

もっともっと魚を捕ったらどうするんですか?

 

 

そうしたらそのお金で会社を作りなさい

 

会社をつくったらどうなるんですか?

 

 

そうしたらあなたは大金持ちになれるんですよ

 

大金持ちになったらどうするんですか?

 

 

大金持ちになった人のすることは決まっています…

 

 

 

 

大金持ちになったら、

 

 

南の島で、のんびり暮らせるんですよ

 

お金を稼ぐ目的とは何か?

というわけで、オチとしては漁民が「だったらもう南の島でのんびり暮らしているからお金はいらない」となるというお話です。

ただ、この話の意味することは「だからお金を稼ぐことには意味がない」ということではないと思います。

漁民はたしかに南の島でのんびり暮らしていますが、ケガをしたら漁に出れなくなってしまいます。

お金があれば漁に出れなくてもお金で魚を買うことができます。

それにお金があれば、南の島ではなくて都会で生活することを選ぶこともできます。

そういった自由を得ることもお金を稼ぐ目的だと思います。

でも、その得た自由の先に何を求めるのか?

その求めるものは実はお金がなくてもできることだったり、もしかしたらお金で買えないものだったりしないか。

お金を稼ぐことは大切だけれど、なんのために稼ぐのかはもっと大切。

だから、このお話は

「お金を稼ぐ本当の目的をしっかり考えなさい。さもないと大切なものを見失うかもしれないよ」というのが

伝えたいことなんだろうな、と思います。

たしかこんな感じの話でした。