【長期投資の考え方】インデックス投資信託派の私が不動産投資に興味を持ったわけ

お金/住まい

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これまで書いたように、わたしは自分も含めてサラリーマンにはインデックスファンドの積立による長期投資がオススメだと考えています。

しかし、最近わたしは不動産投資も前向きに考えだしました。今年是非実践してみたいと考えています。

その理由を書きます

インデックスファンド積立を始めた理由

そもそもインデックスファンド積立を始めたのは何故か

10年くらい前に内藤忍さんのこの本を読んでから、インデックス投資での長期投資を実践し出しました

この本は小説形式で投資初心者がインデックスファンドの積立について学べるようになっている本です。
サラリーマンは個別株ではなく、インデックスファンド積立でコツコツと10年、20年投資を続けていけば
結果的に大きく資産を築くことができるということを分かりやすく書いてくれています。

この他にも山崎元さんや、カンチュドさんの書籍を読んでインデックスファンド積立の考え方に共感したわたしは積立を開始しました

そして10年近くの歳月が過ぎました。偶然ですがその後のアベノミクス効果もあり、かなりの含み益が積み上がりました。

毎月の積み立て額は大したことないですが、積み上がりでなかなかの資産額になってきました。

始めたばかりのころは実感できませんでしたが、自分で実行していくことでインデックスファンド積立の威力を実感することができました。
予定通り、このまま60歳くらいまでずっとインデックスファンドの積立を続けていくものと考えていました

そんなあるとき内藤忍さんが不動産投資の話をし始めました。

内藤忍さんが不動産投資の話を始める

上述の通り、内藤忍さんの書籍の影響を受けてわたしはインデックスファンド積立を始めました。

他にも長期投資&インデックス投資をおすすめする、山崎元さん(楽天証券)や、水瀬ケンイチさん(ブロガー)の本カンチュドさん(フィナンシャルプランナー)の本を拝読してきました。

そんなみなさんが書いているのは、基本的には素人はインデックス投資一択で問題ない。

リタイヤする時期になるまで積みっぱなしでよく、年齢に合わせてリスク資産の比率を下げていく。(株式の比率を下げて、債権の比率をあげる)

リタイヤする時期になったら、少しづつ積み上げの金額を取り崩して生きていく。

というようなことです。

これは理論的に非常にわかりやすく、60歳で1億円持っていたら、毎月30万円取り崩しても30年近く持ちます。平均寿命は優に超えてるから一生安泰でしょ?

という話です。

そして普通の人には「不動産投資は必要ない」ということも概ね意見が一致していると思います。(きっぱり不要という人と、あえて必要はないくらいのニュアンスの人の違いはある。)

当初は内藤さんもそのような姿勢で本を書かれていたと思います。

ところが、数年前から国内外の不動産投資の話をされるようになってきました。

特にここ2、3年は東京の中古ワンルームへの投資が長期的にも有望であるということを書かれています。

内藤忍さんが不動産投資を進めるようになった理由

これは3年前の私には内藤さんがキックバックを狙った不動産業者の先導役になってしまったのだと感じていました。

実際多くのファンの人も、この時期から変節してしまったというような感想をもたれる方が多かったように思います。

しかし、その後私が内藤さんのいう東京ワンルーム投資に興味を持つようになり、しかもかなり前向きに考えるようになった理由があります。

それは内藤さんが警鐘をならしている「リタイア後の資産を取り崩して生活するのは精神的に不安定」ということを実感することがあったからです。

内藤さんは60歳時点で1億円持っているよりも、毎月30万円コンスタントに入ってくる方が精神的な安定に繋がるということを書かれています。

その理由からいくらインデックスファンドを積み上げて1億円達成したところで、それを取り崩しながら生きていくというのは精神的に辛くて、それよりも不動産を所有して毎月30万円定期収入があるという状況を目指すべきだとおっしゃっているのでした。

当初私はこれは実感ができずポジショントークだと思っていました。

しかし、あることがきっかけで内藤さんのおっしゃることに納得することがありました。

それが育休の取得です。

不動産投資に興味を持つようになった理由

理由1「資産を取り崩して生きる」ということの不安を経験する

なぜ育休の取得がこの話に繋がるかというと、「資産を取り崩して生活する」というのが育休生活で経験できたからです。

育休を取得すると基本的に会社からの給与はゼロになります。

代わりに、国(ハローワーク)から育児休職給付金が提供されるのですが、これが給与の7割(上限あり)です。

上限があって、約30万円を超える分はもらえません。

大人2名、乳幼児の生活費を賄えないことはないですが、家賃も高い東京都心です。なんやかんやで足がでる生活になっていました。

半年程度の育休期間だったわけですが、毎月数万円とはいえ、自分の資産がコンスタントに減っていくという経験をしました。これが思った以上に精神的に良くないということがわかりました。

人間はどれだけ計算上は破綻しないと数字上見えても、自身が稼いでいる額以上の出費を続けていくことに対してはとても不安になるのだと知りました。

この経験は定年退職して年金生活をする時に当てはまると感じました。

国から定期的に年金(育休だと給付金)をもらえるけど、それだけでは生活費に足が出る。

だから自分の資産を取り崩しながら生活する。

この取り崩し資産が1億円あれば死ぬまで計算上は持つでしょ?というのが長期インデックス投資家の主な主張だと理解しています。

ところが、実際には死ぬまでどころか半年の資産取り崩しでも、少しストレスや不安を覚えたんです。

まして期間が決まっている育休と異なり死ぬまで生活が続くリタイヤ後の年金生活では、その不安はずっと付きまとい大きくなるばかりと思います。

これが内藤さんがおっしゃっていた精神的な安定をもたらすということが本当だと感じた体験です。

次に、もう一つ不動産投資を真剣に考え出した理由があります。

それが、株式投資のボラティリティの高さです。

理由2株式のボラティリティの高さの高まり

もともとインデックス投資をしている理由は短期的には多少上がったり、下がったりしても長期で見れば高い確率で資産を増やせる可能性が高いということ。そして、分散投資をしているが故のリスクマネジメントです。

ところが、昨今の株式相場は一時的とはいえ、上がり下がりの幅が極端すぎるように感じています。

日経平均が1日で1000円近く上下することも頻発していますし、数ヶ月で日経平均が数千円動いているのが恒常的になっています。

これって、1日で資産の数%が動いたり、数ヶ月で資産の数十%が上下していることになります。

確かに資産規模が100万円であれば、数万円とか多くても10万円20万円規模の上下なのですが、

積み上げによって資産規模が膨らんでくるとそのブレ幅がかなりの影響を持ってくるようになります。

もちろんすぐに引き出す訳ではないので、損益は理論値でしかないのですが、さすがに精神的に多少は考える時間が増えたように思います。

ところが、不動産については、ここまで極端な上がり下がりが起きません。

もちろんバブルのような時代もあった訳ですが、近年は価格がバブル期並みになった云々言われていますが、それによって家賃がどんと上がったり下がったりということも聞きません。

資産規模の拡大によるリスク分散

不動産を入れることでむしろリスクが減るのではないかと感じています。

1000万円の物件を買ったとしても、丸々1000万円全てがリスクになる訳ではありません。

とんでもない事故が起きても、3割ダウンくらいがMAXです。

万一ミサイルが飛んできてマンションがなくなっても、土地の分は権利が残ります。

そんなことを考え出すと、安易に避け続けた不動産投資がしっかりと検討すべき対象にうつってきたのでした。