嫌がる子供をお風呂にいれる方法

育児/教育

いつもお読み頂きありがとうございます。管理人のけいごです。

息子が2歳を過ぎて、いわゆる「いやいや期」真っ只中です。

とはいえ、親バカかもしれませんが、普段はそれほど手がかかることがなくかなり聞き分けのヨイ子だと思います。

しかし、最近もっとも困っていることが「お風呂に入らない」ことです。

うちは平日はママが入れるのですが、私も家にいる場合は先にママがお風呂に入り、途中で私が連れて行きます。

そうすると「入らない!」と頑なに拒みます。

そこで、息子に前向きにお風呂に入ってもらおうと色々とトライアンドエラーをやっています。

温度設定を低くする

まず巷で言われる「大人の適温は子供には熱すぎる」という説を信じて、湯温を40度に設定。(大人のみの場合は42度)

さらにフタをしめずに少し冷ましてから入ったり、水でうめたりしたのですが、

「入らない!」

ということで、ダメ。

そもそも、お風呂に一度入ってしまえばそれなりの時間湯船に入っているので熱いからが理由でもなさそう。

おもちゃを用意する

それで安易ですが、お風呂でしか遊べないおもちゃの登場となります。

もちろん前からあったんですけど、バージョンアップです。

先日奥さん側のじいじとばあばがこういうのをくれまして、

最近ピーポー車(救急車)に加えて、新幹線・電車にも目覚めた息子の目はきらりと光っておりました。

これで「電車もってお風呂行こうか」というとかなり前向きに入るようになっていました。

ところが、これも2、3週間で効果が切れてしまいました。

入ったら遊ぶんですが、

「入らない!」

と拒絶されます。

動画を見せる

そういえば、自分のスマホが防水仕様だということを思い出し、

お風呂で動画を見せたらどうかと思いました。

※ちなみに防水スマホだからといって、お風呂で使うことを推奨しているわけではないです。仕様説明でもそういった使い方は保証していないと思います。

最近息子の中でブームの動画 Little Baby Bumをかけます。なんでも世界的大ヒットらしいです

確かに1.3億回再生って。。。

⬇︎

これをスマホで再生するのですが、さすがに浴槽に持ち込むと危険なので、
着替えスペースで動画をながします。

そうすると、XXホイホイのように、動画につられて着替えスペースまでやってきました。

すると、あら不思議、素直に服を脱ぐではありませんか。

「お風呂場までいくと服を脱ぐ」というのは身についているようで、

そこまで導くのが難しかったのですが、これはかなり有効。

今現在、父子ふたりの時はこの戦法を利用中です。

汽車シュッポ(おんぶ)で連れて行く

私が入れるときは動画戦法を使っているのですが、ママと入るときには

動画戦法だと先にお風呂に入っているママへの引き渡しが難しい(動画の終わりなどのタイミングに縛られる)ことや、

お風呂場のドアを開く必要がありママが寒いなどの制約があります。

そこで、ママにスムーズに引き渡すことを考えます。

つまりは、入ってしまえばそれなりに楽しむので、お風呂場まで連れて行き、素直にママと一緒にお風呂に入る気持ちにすることが必要です。

2歳になると自分の意思があり、「ママとお風呂に入りなさい」といっても

「入らない!!」

となります。

それで考えたのですが、汽車シュッポで連れて行く方法。

もともと、息子をおんぶするときに「汽車シュッポッポしようか」といって、しゃがみ、息子が背中にくると

「つぎはベッド駅」とか「つぎはソファー駅」など家の場所を駅にたとえて電車ごっこしていました。

それで、「次はお風呂駅」とか「次はママ駅」(お風呂にいる)という感じで連れて行くと、

あら不思議。

抵抗なくお風呂場にいくじゃないですか(というか、おんぶしているから連れていかれる)

もちろんいきなりお風呂に連れて行こうとすると抵抗するんですが、

「ベッド駅」「ソファー駅」「キッチン駅」など複数駅を経由して、「ママとお風呂駅」などと流れをつくると

わりあい素直に行きます。

そして、背中からおろしたところをママに引き渡して素早く服を脱がせます。

大事なのは抵抗感を生まないシームレスな顧客体験!

これでわかったのは、息子本人の抵抗感をなくすことが大事だということ。

抵抗感に対して説得や誘惑で誘導するのではなく、

そもそも本人が抵抗する気持ちを発生させないように、自然な流れをつくる、

つまり、「気が付かない間にお風呂に入っている」ような状況をつくることが大事なのだと思いました。

IT業界でいう、シームレスな購買体験とかのユーザーエクスペリエンス(顧客体験)かもしれません。。。

「気が付いたら購入ボタンを押してました」みたいな感じで、「気が付いたら服を脱いでお風呂場にいました」という体験を息子様に味わっていただくべく、頑張る日々です。