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【比較】子育てしやすい区&共働きが住みやすい区(23区南部)

2017年10月9日

東京の子育てしやすい街、共働き夫婦が生活しやすい街について検討するシリーズ。

今回は23区南部に位置する品川区、目黒区、世田谷区、大田区の4つを比較したいと思います。

他の区の比較は以下にあります。

地域
都心6区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区、文京区)
南部4区(品川区、目黒区、世田谷区、大田区)
西部3区(中野区、杉並区、練馬区)
北部3区(豊島区、北区、板橋区)
東部7区(台東区、墨田区、江東区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区)

今回も前回同様に以下の項目について記載していきたいと思います。

  • ①家賃相場(45〜50平米とします)
  • ②通勤・アクセスの利便性(区の主要駅からビジネス主要駅(東京、新宿、池袋、渋谷、品川)までのアクセス)
  • ③治安(犯罪率)
  • ④保育園状況(待機児童など)
  • ⑤教育環境
  • ⑥子育て支援サービス
  • ⑦小児科の充実度
  • ⑧その他、ふわっとした情報

家賃相場

共働き夫婦と小さな子供で都心に住むとして、45〜50平米は欲しいところだと思います。そこで45〜50平米(1LDK/2K/2DK)の家賃相場を調べてみました。

 

順位 区名 家賃相場(お手頃順)
太田区 12.27万円
世田谷区 14.37万円
目黒区 17.13万円
ビリ 品川区 18.10万円

ということで、ワースト(高い)は品川区、ベスト(安い)は大田区です。6万円近くも差があると、かなり生活に響いてきますよね。世間では高級住宅街のイメージがある世田谷区は区全体の平均は14.37万円と、そこそこ落ち着いた金額になっています(それでも東京外の人が見ると高いですけどね)

引用元
東京23区

※Homesで45〜50平米、1LDK/2K/2DK として、その他築年数などは指定なしとして検索した平均値。(2017年10月8日時点)

通勤・アクセスの利便性

(主要駅からビジネス主要駅(東京、新宿、池袋、渋谷、品川)までの時間)

共働きだと特に通勤時間がとても重要です。各区の主要駅(主観ですが、有名だとか人が住める、住みたいと思えるような駅)からビジネス主要駅(東京、新宿、池袋、渋谷、品川)までの電車アクセス時間を調べました。(複数路経路ある場合は最短時間のものを記載しています。)

個人的には純粋に電車に乗っている時間が15分〜20分程度であれば、ドア to ドアで30分〜40分程度で通勤ができて、快適だと思います。それ以上かかると満員電車なので結構体力を消耗すると思います。(1時間とか普通に頑張っているお父さんもいっぱいいますが。。。)

※数字はかかる時間、単位は分です。20分以下の数値は赤字にしています。

           To

From

東京へ 新宿へ 池袋へ 渋谷へ 品川へ
品川区 大崎 14 12 18 6 3
五反田 17 14 23 7 5
大井町 14 17 23 10 3
西大井 13 15 21 10 5
戸越銀座 24 22 31 16 14
青物横丁 18 26 34 19 3
武蔵小山 26 20 29 14 15
目黒区 中目黒 22 14 19 4 17
自由が丘 31 23 26 12 19
学芸大学 27 21 23 9 24
洗足 30 26 35 19 21
都立大学 31 23 28 12 24
駒場東大前 29 16 25 4 25
世田谷区 下北沢 28 11 26 8 30
二子玉川 37 31 36 17 25
三軒茶屋 25 19 23 5 25
下高井戸 32 12 29 18 40
世田谷 42 30 40 20 40
成城学園前 36 19 33 19 37
千歳烏山 45 22 38 28 48
桜上水 34 14 28 20 39
等々力 38 35 34 21 28
用賀 33 27 32 14 33
太田区 蒲田 22 32 39 26 10
多摩川 34 27 30 16 21
田園調布 33 25 28 14 20
大森 18 30 35 23 6
梅屋敷 30 40 46 34 15
北千束 29 31 31 20 16
久が原 36 35 44 28 24
蓮沼 28 41 46 34 16
昭和島 25 38 44 31 18
新丸子 34 30 31 20 27
平和島 23 32 40 26 7

全体的に渋谷、品川への通勤、アクセスは便利ですね。品川区は都心6区にも負けず劣らず、どこに行くにも20分程度でいけてしまいます。世田谷区は広い分、都心から離れると結構時間がかかる駅が出てきますね。大田区は品川へ行くなら便利なようですが、それ以外は30分〜40分電車時間だけでもかかってしまうので、品川以外の方面の方は要注意です。

引用元 NAVITIME乗り換えアプリ ※平日8:00出発で検索

治安(犯罪率)

治安は警視庁が発表している犯罪発生状況が参考になります。各区の犯罪件数は以下です。

順位 区名 犯罪件数
目黒区 2133件
品川区 2868
太田区 6254
ビリ 世田谷区 7107

こちらより引用 2016年の件数)

犯罪件数では目黒区がベスト、世田谷区がワーストです。

人口(昼夜人口調整済)に対する犯罪発生件数の比率「犯罪発生率」では以下になります。(数値は2015年のものをベースに計算されています)

順位 区名 犯罪発生率(1000人あたり)
品川区 5.0件
目黒区 6.3件
世田谷区 7.3件
ビリ 太田区 7.7件

※以下のサイトに単純な人口ではなく、丁寧に昼夜の人口移動も加味して計算されている方がいらっしゃるので参考にさせていただきました。

犯罪率で見ると、品川区がベスト、太田区がワーストとなるようです。

 

23区南部の品川区、目黒区、世田谷区、大田区の中で、共働き世帯が子育てしやすい区を考える記事の後半です。前半は以下をご覧ください。

後半では

④保育園状況(待機児童など)

⑤教育環境

⑥子育て支援サービス

⑦小児科の充実度

⑧その他、ふわっとした情報

について比べていきたいと思います。

 

保育園状況(待機児童など

2017年4月時点の待機児童数(対前年増減)は以下の通りとなります。

 

順位 区名 待機児童数()内は前年からの増減
品川区 219(+41)
太田区 572(+343)
目黒区 617(+318)
ビリ 世田谷区 861(―337)

というわけで、待機児童数は品川がベスト、世田谷がワーストです。ただし、世田谷は800名を超える待機児童がいますが、去年からは300名以上数を減らしています。一方で他の区は待機児童数が増えている点は要注意です。

また、ベストの品川の数値も200名超えでけして少ない方ではありません。都心6区の1位千代田区は待機児童0名でしたし、4位の文京区でも102名です。

南部の区を選ぶ際は保育園、幼稚園の確保は留意した方が良さそうです。

教育環境

今回も東京都が実施している「児童・生徒の学力向上を図るための調査」から抜粋して、南部4区の小学校国語、算数の成績を比較してみます。また比較用に都全体の平均値の表、23区外の某市(名前は伏せます)の表を入れてみます。

見方ですが、表の中にある「習得目標値」を示す線と、「到達目標値」を示す線に対して、どれだけの割合の児童がいるのか(棒グラフ)という表になっています。つまり右側に児童数の割合を示す棒グラフがあればあるほど、習熟度が高いということになります。

グラフが見比べにくい形式のためあくまでも目で見たレベルですが、順位もつけています。

小学校国語 小学校算数
東京都全体
世田谷区
目黒区
品川区
4位 太田区
23区外の某市

目検ですが、1位とした世田谷と2位とした目黒の学習度は高く見えます。3位の品川区も区外の市に比べれば高いですね。大田区は区外の市や東京の平均と大きく変わらないくらいでしょうか。

 

子育て支援サービス

各区で受けられる主な子育て支援サービスです。こちらのサイトがわかりやすくまとめられていましたので、引用させていただきます。

妊婦健診公費負担 子供医療費助成 認可外保育施設の補助 私立幼稚園への補助 その他注目の支援
大田区 14 3まで 最大3万円/月 ・入園料補助金:最大11万円

・保護者負担軽減補助金を区市町村民税の基準で算出詳細

・ショートステイ・トワイライトステイあり

・出産こども一時金:第3子以降の出生1人につき5万円

・認定こども園数/0

品川区 14 3まで 最大66,000円/月 ・入園料補助金:最大 10万円

・保育料補助金・就園奨励費補助金:最大466,400

・ショートステイ・トワイライトステイあり

・しながわっ子:子育てかんがるープラン 妊娠中から小学校就学前の児童をもつ保護者への相談事業と子育てプランを支援

・認定こども園数/0

世田谷区 14 3まで 最大2万円/月 ・入園料補助金:9万円限度

・入園料補助金:最大 10万円

・保育料補助金:最大13,200円/月

・ショートステイ・トワイライトステイあり

・さんさんサポート:子育て支援ヘルパーの派遣を無料で実施(4時間)

・認定こども園数/4

目黒区 14 3まで 最大4万円/月 ・入園料補助金: 6万円

・保育料補助金:最大16,200円/月

・ショートステイあり

・めぐろ子育てネット:子育てのための情報を積極的に発信 ・グループ型小規模保育

・認定こども園数/1

小児科の充実度

小児科の数を0〜4歳児人口の比率でランキングしたものを「小児科の充実度」とします(元ネタはこちらのサイト)。数値は2016年のものです。ランキングは「足りない順」なので、上ほど悪い結果となります。

■東京23区小児科たりないランキング(かっこしらべ(2016年4月)) ※一部筆者編集

23区内の順位 1病院当たりの小児数 0歳~4歳児の人口 病院数
5 世田谷区 205.38 36,763 179
14 品川区 187 15,895 85
15 大田区 182.18 27,692 152
20 目黒区 147.41 10,908 74

というわけで、ワーストは世田谷区で205名あたりに1つの小児科です。それに対して、ベストの目黒では147名あたりに1つの小児科があることになります。

最後に定量化できない、ふわっとした情報も載せておきたいと思います。(結局こういうのが一番大事だったりしますよね)

その他の情報

 

品川区

  • 大崎、五反田は都会でビル群が多いが、高層マンションもあり以外に住人も結構いる。ただし五反田駅の東側は風俗街があり子育てには環境はよくない印象(特別危険というわけではないですが)
  • 大井町、武蔵小山あたりは落ち着いていて住みやすい印象。各方面へのアクセスもよく、共働き子育て環境としては悪くないと思う。
  • 戸越銀座の商店街食べ歩きが充実した有名商店街。下町感もあって好きな人ははまるかも。

目黒区

  • 中目黒や自由が丘などは、港区ほどギラギラしていないが、程よく洗練されており落ち着いた大人の街の印象。美味しいレストランやカフェ、ケーキ屋さんなどのお店が充実。休日ぶらぶらするにはちょうど良い。
  • 学芸大学駅や都立大学駅は特徴はあまりないが住みやすい場所であると聞く

世田谷区

  • 東京外の人からみると世田谷といえば高級住宅街のイメージだと思うが、かなり面積が広いため駅によりばらつきがある。
  • 成城学園はいわゆるザ高級住宅地。等々力も緑があって、環境が良く高級住宅街がある。一方で、下北沢や三軒茶屋は若者も多く、活気があり、そこまで雑多ではないので若い夫婦は住みやすいかも(ただし子育て環境としては少し賑やかか?)

大田区

  • 高級住宅地として知られる田園調布はやはりセレブの街。雰囲気も落ち着いていて、子育て環境も良い印象。
  • 対して、蒲田あたりは家賃が安めだが駅前がごちゃついていて、子育て環境としては微妙。とはいえ、駅前さえ避ければファミリー層が住んで問題はないレベル。

以上になります。その他の情報は随時更新するようにしたいと思います。他の地区についても今後書いていきたいと思います。

 

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