「会社員なんてオワコン笑」というのは嘘だと思う件。〜普通に働いて普通に幸せになる〜

仕事/キャリア

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数年前にノマドワーカーなるものが流行ってから、随分と時が経ったように感じます。

最近はノマドという言葉は聞かなくなったものの、

ネット見ていると「大企業もいつ潰れるかわからない」、

「会社員なんてオワコン」、「自分で仕事を創る時代」、「個人の時代」などなど、

いろんな言い回しはあるものの、「個人で稼ぐことが組織に属するよりも幸せなこと」だという主張や、「会社にいると先が無い」みたいなことを叫ぶ人は今も昔もたくさんいますね。

でもこれって、けっこう嘘だと思うんですよね。

むしろ、誰でもいつでも個人で働こうと思えば働けてしまう時代になったからこそ、

会社員というのは「既得権益」なのではないか。

会社員の立場の人は、その立場を利用して幸せになるべし

と思います。

イケダハヤトよりヨッピーが好き

わたしは、みんながみんな会社員でいるべき、だと言っているわけではありません。

ただ、過剰に独立を煽ったり、サラリーマンの短所だけを取り上げてディスったりする人たちの主張は極端すぎると思っています。

以前も書きましたが、極端な人にはイケダハヤトさんがいると思います。

「東京でまだ消耗してるの?高知最高だよ」という彼の主張からは、自分が大企業のサラリーマン時代に辛かった経験からくるであろう、東京でサラリーマンはみんな不幸、という怨念めいた思いを感じます。

フリーランスを目指すことを促すとしてもイケダハヤトさんのような極端な話ではなく、

以下のヨッピーさんみたいに「会社員の立場を利用しながらうまくやれ」というのが素敵だと思います。

よっぴー

友達が「会社やめるんですよ」って言うから、「会社やめて何するの?」って聞いたら、「エロコンテンツの会社をやりたい」って。

AVとかじゃなくて、例えばちょっとエッチな脱出ゲームとか、ちょっとエッチな女の子のゾンビが出て来るお化け屋敷とかがあったっていいじゃないかと。そういうのをやりたいって。

それは確かに面白そうだけど、なんで会社を辞めるの?って思う。だったら、平日の夜と土日を使って、イベントを月に1回やってみるのを続けて、手応えがあったらやめればいいじゃん、って。

会社員やりながらでも出来ることってけっこうあるじゃないですか。ライターでもブロガーでもデザイナーでも漫画家でもプログラムでもなんでも良いんですけど、基本的にサラリーマンやりながらでもちょっとしたチャレンジ自体は全然出来るんですよね。

それなのに、「リスクを取れ」「リスクを取れ」ってイケイケ層の人が言うのを真に受けて、マジでリスクをとって会社をやめて貯金も突っ込んで、結局にっちもさっちもいってない脱サラ組がいたりするじゃないですか。

フリーランスになれば幸せになれるのか?

もちろん会社がブラックだったり、全くやりがいやら成長が感じられないというのであれば、

その会社や仕事は変えたらいいと思うのですが、会社員でいるということ自体を否定する必要はないように思います。

大事なのは会社員でも経営者でも、フリーランスでも、自分が気持ちよく働ける場所、楽しく生きていける環境で「幸せに過ごす」ことだと思います。

組織に所属することでストレスと感じている人は、イケダハヤトさんのようにブログや仮想通貨で稼いでるのを羨ましいと思う人も多いと思います。

でも、完全なフリーランスになって、一匹狼のようなクリエイターや職人になるってのはやはり一部の人だけが向いている世界で、多くの人は組織とギブアンドテイクでやっていくのが幸せなんじゃないかと思うのです。

カフェや高知の山奥で一人で仕事しているって、1ヶ月くらいはいいですけど、それ以上は辛いと思うんですよ。

半年ほど育休とっている間に「会社行かなくていいって素敵!」と思えたのって、1ヶ月くらいで、3ヶ月過ぎる頃には「会社に行きたい。。。」と思うようになったんですよ。

だって、会社にいったら上司や同僚や後輩がいて、自分の席があって、居場所があるわけじゃないですか。やることもだいたい与えてもらえたりするわけじゃないですか。

やったことに対しては生のフィードバックがあるわけじゃないですか。

当ブログは「育休とって新しいOSをインストールしよう」的なことをいっていますが、

イケダハヤトさんのように、現代サラリーマンを否定しているわけではなく、

むしろ常見陽平さん的な「普通に働け」というのが近い感覚です。

普通に働き、普通に幸せになればいいのだと思います。

普通に幸せになるには何が必要か

普通に働いても幸せになれないブラック企業が蔓延しているのは社会問題ですが、

「普通に働いて幸せになること」自体は否定しないほうがよいと思います。

会社から離れて、個人で稼ぐことが日常生活として成り立ち、幸せになれるのであればよいです。

ただ多くの人にはそれって「普通の生活」ではないと思うのです。

うまくいって、お金を稼げるようになっても、一人で稼ぐって結構つらいことなのではないかと思うのです。

フリーランスでもインターネットで仲間を見つけることはできるだろうけど、結局は職人ギルドのようなコミュニティに所属して、その中で人間関係や立ち振る舞いに気をつけながら生きている人もたくさんいますよ。

デジタルだけじゃやっぱり人間、精神的に枯渇すると思います。

こちらの記事ではヨッピーさんの本の感想を書いていますが、「寂しがり屋はフリーランスに向かない」と書いてますね。

会社だって色々あります。在宅で働ける会社もあれば、未だに終身雇用年功序列の会社だってある。

極端な主張に惑わされずに、自分が幸せに生きられる環境は何かを考えて、一歩ずつでもよいからそれに近づくようにする。

そういうのが普通の幸せに繋がるのだと思います。